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わたしたちの主張
令和6年1月15日
「日本はいつまで平和ですごせるのだろうか」

 皆さま 新年おめでとうございます。
 今年は辰年です。日本では辰年は政変の多い年と言われています。なんとなくそんな気配が漂う今日この頃と思いませんか。
 何か素晴らしい良いことが起こりそうな、そんな希望を抱けるのが新年なのかなと思っていましたが、ロシアによるウクライナ侵略の長期化、イスラエルによるハマス壊滅と称するガザ侵攻、大雨による洪水や山火事、干ばつなどの自然災害、世界中から悲惨な報道ばかりの1年間でありました。今年こそは素晴らしい記憶に残る何かが起きてほしいと切に願わざるを得ません。
 新型コロナウイルス感染症がかなり下火になってきましたが、インフルエンザ感染症がまだまだ猛威を振るっております。昨年12月17日の日曜日から急激に厳しい寒さになり、暑い秋からの急変に体が順応する間もない事態であります。新型コロナウイルス感染症の第9波が起こらないように祈らずにはおられません。
 今年は診療報酬改定の年であります。医療法人である無床診療所の収益が一般企業と比べてかなり高いという恣意的な根拠を上げて、診療報酬のマイナス改定を強硬に迫る財務省でありますが、きちんと根拠のある公正なデータに基づいた改定を考慮すべきと思います。従業員の昇給や物価高騰に対応可能な診療報酬のプラス改定が必要であります。
 地域住民のための医療・介護等の社会保障・福祉の充実改善運動とその地域医療介護を全力で担っておられる先生方・医療介護従事者の皆様方、経営・生活向上に向けて、今年の1年間も役員と事務局員が一丸となって全力で多くの活動に取り組んでまいります。今年度も会員の皆様方のご理解ご協力を何卒よろしくお願いいたします。

会長 藤戸 好典

 

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