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わたしたちの主張
令和2年11月15日
「ならんと わからん、わからん」 「やらんと わからん、わからん」
 新型コロナウイルス感染症がアッという間に蔓延し地球そのものが今や重症化状態です。新型ゆえに感染力、変異性などは学者も、発生国の中国政府も、初動ミスのトランプ大統領も専門家会議の先生も「ならんと わからん、わからん」。 自粛要請、緊急事態宣言、ロックダウンを発動したリーダー達も効果や結果は「やらんと わからん、わからん」。 
 政府も国民も〝右往左往〟〝試行錯誤〟〝暗中模索〟〝疑心暗鬼〟〝五里霧中〟〝紆余曲折〟〝粉骨砕身〟。ただ466億円かけた〝アベノマスク〟は〝ア〇ノマスク〟だ、これだけは「やらんで よかった、よかった」のにと〝異口同音〟。しかし経済や教育では自粛と活動は〝二律背反〟。〝二者択一〟の吉凶は「やらんと わからん、わからん」。国民が経済や教育を優先した結果の2波襲来なら〝自己責任〟。
 政府も様々な救済策を発動。喜んでいる人、悪知恵で得している人、恩恵に程遠い人、これも「やらんと わからん、わからん」。国を一方的に責めるのも〝本末転倒〟。2波襲来のヨーロッパでは再度の自粛強制。国民の〝自暴自棄〟での暴動は〝言語道断〟。国民性とは「ならんと わからん、わからん」。
 その一方コロナ禍によって〝自助努力〟や〝発想転換〟で実ったこともあります。リモート〇〇、テイクアウト、音楽ネット配信、ネット通販の活況や生協の盛況、手作りマスクでの代用、オリジナルマスクで主張アピール(大坂なおみ)等、これも「(コロナに)ならんと わからん、わからん」ことの〝ケガの功名〟的側面の一つではないでしょうか。
 状態や事態がとことん悪化するまでにならないと又はやらないと自覚しないという意味では、例えばタバコは色んな病気の原因になることは百も承知なのにタバコをやめるくらいなら人間をやめると豪語する人。その他、ギャンブル、アルコール、薬物、スマホ、ゲームの依存症も心配。重症、重大問題など最悪状態で我に返ったのでは遅すぎます。
 最近では母親の治療中に待合室で静かに黙々とゲームしている幼児を見て、ゲームは子供を大人しくさせるための母親の手段かと。子供の将来がぞっとしますし、子供が待合室で悪さしているのに親はスマホに夢中になっている光景も見ます。20代の女性でガムやグミを常に噛んでおかないと落ち着かないという患者がいます。治療も追いつかず歯冠は崩壊し、咬合も変化しています。〝自業自得〟とは言え、依存症は心の病というのが分かります。また別の問題として高齢者の自動車運転事故も心配です。事故になってからでは深刻すぎます。〝栄枯盛衰〟。免許証返納時期を家族で真摯に考えましょう。
 まだまだ「(直前に)ならんと わからん、わからん」ことはワクチン・治療薬の完成時期・この冬のインフルエンザとの〝相関関係〟、終息時期、東京オリ・パラ大会開催の有無。結局はウィズ・コロナもまだまだ「やらんと わからん、わからん」ということで…。
 (監事 上松 誠八郎)
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