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最終更新:2020/7/6

佐賀県保険医協会 患者・住民とともに県民医療の充実・向上を目指す医師・歯科医師の団体です

お知らせ

2020/6/17 特別紙面企画「新型コロナウイルスについて」へのご協力をお願いします!
協会新聞2020年8月号の表紙写真を募集しています!
2020/7/2 厚労省事務連絡「疑義解釈その21(2020年7月2日付)」をニュースにUPしました
2020/7/1 厚労省事務連絡「疑義解釈その19(2020年6月26日付)」「疑義解釈その20(2020年6月30日付)」をニュースにUPしました
2020/6/26 厚労省事務連絡「疑義解釈その18(2020年6月25日付)」をニュースにUPしました
2020/6/24 厚労省事務連絡「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その23)(2020年6月23日付)」「「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取扱いについて(その 12)」及び「(その 19)」の一部訂正について(同日付)」をニュースにUPしました
2020/6/19 ・厚労省事務連絡「「基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」の一部改正について(2020年6月18日付)」をニュースにUPしました
※過去のお知らせはこちら


   感染防止にくれぐれも細心のご注意を

           (2020年5月15日) 

会長 藤戸 好典
 『会員の皆さま、5月末までもう少しです。必ずや新型コロナウイルスに打ち勝ちましょう』と、掛け声をかけてはみたものの、果たして5月末までに感染収束の兆しがしっかりと見えるのでしょうか。収束とまではいかずとも、感染の制御可能となるのでありましょうか。誰もがこのような疑問を感じているものと思います。
 これまでにまったく経験したことがない恐ろしい感染症ですから専門家の先生方といえども、今までに経験した、または得た既存の感染症の知識を参考に判断しているにすぎません。感染拡大防止に向けて、<不要不急の外出自粛><三密を避ける><社会的距離を保つ><生活様式を変える><80%の接触制限>等々いろいろな用語が出てきましたが、どの用語ももっともであると言いたいものの、どの用語にもすっきりしない何かを感じておりますが、皆さまはいかがでしょうか。
 さて多くの医療機関では昨年度と比べて収入が大きく減少しているものと思われます。診療所の多くは中小企業に相当するものと思われますから、何らかの救済策が利用できるものと思います。ぜひとも自院の会計士さんに相談していただきたいと思います。もちろん佐賀県保険医協会に相談されても構いませんので、どうぞ事務局にご連絡ください。

 ここで新型コロナウイルス感染症に関して私が疑問に思っていることをいくつかご紹介させていただきます。
1.PCR検査が陽性と出れば感染症患者と言えるのでしょうか?
 「何を馬鹿なことを言っているのか」と思われる先生方も多いことと思います。何らかの症状が出ており検査したのであれば感染症患者と言えると思うのですが、濃厚接触者として検査され、陽性が出ても症状がまったくでない人は患者と呼べるのでしょうかという疑問であります。まだ感染が成立していないウイルスに暴露されただけの人ではないでしょうか。
 いずれ症状が出るかもしれませんが、抗体検査でかなりの割合の無症状感染者が存在していることが分かってきました。抗体が産生されたということは感染が成立したといえるのでしょうが、PCR検査で陽性と出ただけの濃厚接触者はその後に何も症状が出なかった場合に、抗体が産生されるのでありましょうか。無症状感染者が症状を発症する直前の数日間が最も感染力が強いと言う報告が出ていましたが、PCR検査だけ陽性のこの人は、これからまったく症状が出なかった場合には感染能力が存在するのでしょうか。
2.社会的距離に関して
 日本では2メートルを採用しているが、1メートルの国も存在しています。そもそもこの社会的距離とは何でしょうか。何に基づいて出された距離なのでしょうか。
 たぶん、くしゃみ時の飛沫の最長距離に基づいたものと思いますが、マスクをしていればもっともっと近くても良いのではないでしょうか。もちろん、無風下での締め切った部屋での実験結果に基づいた距離ですから、気流が存在すればまったくあてにならない数値となってしまうでしょうし、小児、高齢者等の違いも大きいでありましょう。
3.マスクに関して
 サージカルマスクやN95マスクを使用していても、非常に残念なことに多くの医療従事者が新型コロナウイルスに感染し貴重な生命を失っています。自身が感染しないために着用すると勘違いしている人がマスクを買いあさり、市場から一気にマスクが消失してしまいました。今では、どこに出かけるにもマスクを着用していないと後ろ指をさされ白い目で見られてしまうような状況になってしまいました。
 当初は咳エチケットのためと言っていた感染症専門家も、最近は政府のきちんとした説明のないマスク着用推奨に押されてか、単にマスクの着用を黙認しているだけでありますから、いまだに自身の感染防止のためと思ってマスクを求めている国民がほとんどであります。さらにはウイルスがらくらくと通過するであろう自家製マスクまでもが出現しています。

 さて、まだまだ疑問なのか愚痴なのかがいっぱいありますが、今回はこのあたりで終了させていただきます。皆さまの中にも多くの疑問があることと思います。新聞に掲載させていただきたいと思いますので、どしどし協会にご連絡をお願いいたします。
 そして治療に有効な薬剤とワクチンの早期開発を、一刻も早くお願いいたします。
 最後にもう一度。感染防止にくれぐれも細心の注意をお願いいたします。


・パンフ「保険医療の充実で医師も患者もともに喜べる医療を」
・桂好志郎先生への労務相談用FAX用紙をご要望の際は、協会事務局までご連絡をお願いします。(年に2回協会新聞に同封もしております)

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