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皆様 新年明けましておめでとうございます。
おめでとうございますと言える状況ではないのかもしれませんが、とにかく新しい年を迎えることができたと言うことで、おめでとうございますと言わせていただきます。
昨年は3・11の一生涯忘れることのできない大惨事をはじめ、豪雨による洪水被害等、自然の驚異をまざまざと実感させられた一年でありました。尊い生命を失われた多くの方々のご冥福をいつまでも忘れずお祈りいたします。津波と原発事故で故郷をそして何もかもを失わざるを得なかった多くの皆様におかれましては1日も早い復旧・復興を願うばかりであります。保険医協会の皆様の義援金のご協力誠にありがとうございました。全世界中からの暖かい支援が被災地の方々のみならず、日本中の人々が感謝の気持ちを、人間のすばらしさを再認識できる機会になったものと思います。
さて海外に眼を向けますとリビア、エジプト、シリアと次々に民主化を求める「アラブの春」と呼ばれる運動が巻き起こり、更には中国でもロシアでも民主化を求める運動が発生しております。国民の一致団結した力の限りない大きさに感動いたしております。一方ギリシャに端を発する金融・経済危機はヨーロッパから世界中に波及し経済成長が著しく鈍化し、日本の長引くデフレどころか、世界中がデフレ経済に陥りそうな状況であります。まだまだこれから世界中が不安定化し厳しい労働・生活環境が待ち受けているものと憂慮いたします。
コンクリートから人へ・脱官僚・を掲げ、政権交代を実現した鳩山政権でありましたが、沖縄基地問題での迷走から菅政権へ引き継がれたものの、与党経験のないしかも人材の乏しい民主党を露呈するばかりで、全くの期待はずれでありました。そして民主党政権の3代目・野田政権でありますが、財務大臣時代に官僚から洗脳されてしまったのでありましょうか、マニフェストに掲げた公約を全く反故にして「社会保障と税の一体改革」と称した社会保障抑制策と消費税増税を強行に進めようとしております。更には情報公開が全く不十分な状況でTPP参加を表明しておりますが、これも経済産業省官僚からの洗脳のなせることなのでしょうか。アメリカからの圧力で混合診療が解禁され、国民皆保険制度が崩壊されてしまう危険性をはらんだ重要な問題であります。民主党政権ではとてもとても国内問題にも国際問題にも対処しきれるはずもなく、これからの日本を任せることが出来ないと確信するばかりでありますが、さてさてどこの政党にまたどの人に任せたらよいものなのか。多くの分野で大変に重要な問題が山積している年を迎えたのであります。
協会会員の皆様のこれからのご協力を宜しくお願いいたします。
会長 藤戸 好典
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