HOME » ニュース » 原発声明

バックナンバー

 

ニュース
 

2011年4月26日
原子力発電所の安全確認と原子力政策の見直しを求める

緊急声明
原子力発電所の安全確認と原子力政策の見直しを求める要請書

  大震災と巨大津波による多くの犠牲者と被災者に対し、衷心より哀悼の意を表しますとともにお見舞い申し上げます。

 震災と津波による福島原子力発電所の機能不全は、日本中はおろか世界中が震撼するレベル7の大惨事を発生させ、いまだに予断を許さない状況です。事故のために今後長期にわたり故郷から離れて生活しなければならない地域住民の方々の生活問題もさることながら、大量の放射性物質飛散による健康被害問題、飲料水から農業、工業、漁業にいたるあらゆる放射能汚染問題が日本のみならず世界中に暗い影を投げかけています。一刻も早い終息を心から願うばかりであります。

 玄海原子力発電所を有する佐賀県の医師・歯科医師の団体としては、このような重大な福島原発事故がもし玄海で起こったならばと憂慮せずにはおられません。ウラン燃料を使用するとして設計、建設された原子力発電所において、高濃度のプルトニウムを使用している玄海原発において、同様の外部電力喪失が生じた場合には、現在の福島原発の状況をはるかに凌ぐ放射能災害が発生することになります。自然界に存在しないプルトニウムは半減期が2万年以上と非常に長く、放射性物質の中でも最も有害な発ガン物質であります。

 我々は、緊急に以下の事を要請いたします。

  1. MOX燃料を使用する原子力発電を即時中止すること。
  2. 現在使用中の原子力発電の安全基準を国が定める基準よりもはるかに引き上げて対策を行うこと。
  3. 今後原発を廃止することを検討し、代替エネルギー対策を早急に開始すること。
  4. 最悪の事態とは如何なる状況になるのかの情報公開を行うこと。

内閣総理大臣 菅 直人 殿
佐賀県知事 古川 康 殿
九州電力社長殿
佐賀県選出国会議員殿
佐賀県議会議長殿
唐津市長殿
玄海町長殿

              2011年4月26日
                      佐賀県保険医協会常任理事会

 

 

●お問い合わせ ●リンク